身勝手な別れ
今から考えれば私のただの我侭や自尊心が悪いほうに働いてしまった・・・。
そんな恋愛が出会い系サイトにありました。
彼はパッと見、強面ではありましたがとても冷静沈着で頭の回転も早い人でした。
生活態度もキチンとしていて、何よりも私に優しい(笑)そんな彼に恋をして、付き合い始めたとき「これ以上の彼氏はいない」そんな誇りさえ抱いていました。
実際、付き合ってからも彼は完璧でした。
料理も出来る。
洗濯もキチンとする。
掃除も、アイロンも。
彼の家に行くと私はただソファに座っているだけでした。
何もかもできる彼に対して私は「出る幕が無い」そう感じるようになったんです。
ですから「私の家に泊まろう!」そう提案したこともありました。
そうすれば私が家事をすることになるからです。
しかしそんな時に限って彼は、気を使ってくれたのか外食したり朝も私より早く起きて「キッチン借りたよ」と朝食が出来上がっていたり・・・。
そんな私に劣等感が芽生え始めていました。
「私だってなにかしたい」そういう私に彼は「いいんだよ。
ゆっくりしてて」そう笑顔で言ってくれました。
それが私の心をどんどん狭くしてしまったんです。
本当は感謝すべき事なのに。
私の存在って何だろう。
彼にとっての私はどんな役目をもっているんだろう。
そんな事を考えるようになり、彼と一緒にいる事自体が苦しくなってしまったんです。
何とも身勝手な別れの理由。
しかし彼はそれを承諾してくれました。
大切にされていた。
今でもそう思っていますが「役割」が多少あるからこそ恋愛って上手く行くものなのかもしれませんね。